診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 |
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09:00 - 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
15:00 - 18:00 | ● | ● | ● | - | ● | ○ | - |
○ 14:00〜16:00
- 診療科目
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内科・外科・脳神経内科・呼吸器内科・消化器外科・皮膚科
- 住所
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〒224−0013
神奈川県横浜市都筑区すみれが丘38−31 - 電話番号
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内科・外科・脳神経内科・呼吸器内科・消化器外科・皮膚科
〒224−0013
神奈川県横浜市都筑区すみれが丘38−31
当クリニックの脳神経内科は、頭痛・てんかん・パーキンソン病や認知症など、さまざまな神経疾患に対応しております。患者様一人ひとりの症状や状態に合わせて、相談しながら最適な治療法を提供し、患者様の健康と生活の質をサポートしています。
また、もの忘れ検診も実施しており、認知症などが疑われる患者様とは、診断・治療について個別にご相談いたします。診療だけでなく、病気や治療法に関する情報提供や生活指導も行っており、患者様の不安や疑問にも丁寧に対応しています。
頭痛には、頭痛自体が疾患である一次性頭痛(慢性頭痛)と、他の疾患により症状として出現する二次性頭痛(症候性頭痛)があります。一次性には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあり、二次性にはくも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎などがあります。
一次性頭痛は、主に片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛の3つの主要なタイプに分類されます。
片頭痛は、神経系の異常により血管が収縮・拡張し、頭痛を引き起こすと考えられます。遺伝的要因も関与しています。
群発頭痛は、規則的な発作が特徴であり、交感神経の過剰な活動が関与する可能性があります。
緊張型頭痛は、ストレスや筋肉の緊張によって引き起こされると考えられています。
これらの頭痛は、あるきっかけによって起こることがあります。例えば、片頭痛のトリガーには特定の食品、ストレス、睡眠不足、ホルモン変動などがあります。
群発頭痛は、タバコやアルコール、特定の匂いなどがトリガーとして知られています。
緊張型頭痛は、長時間のデスクワークや姿勢の悪化、感情的なストレスなどが引き金となることがあります。
診断には、問診が特に重要となりますが、他の病気を除外するために採血検査や画像検査が行われることもあります。
治療は、症状の軽減や再発予防を目的として行われます。
片頭痛の治療には、痛みを和らげるための鎮痛剤や吐き気を緩和するための薬物、予防薬などが使用されます。
群発頭痛の治療には、酸素療法や薬物療法が一般的です。
緊張型頭痛の治療には、リラクゼーション法や薬物療法が有効です。
治療法は個々の症状や患者の状態に応じて選択されます。生活習慣の改善やストレス管理も重要な要素です。特に、睡眠の質を向上させ、適切な栄養を摂取し、適切な運動を行うことは、頭痛の管理に役立ちます。
早期の診断と適切な治療により、症状の軽減や再発予防が可能です。二次性頭痛は原因疾患に対する治療が重要となります。
そのため両者の見極めが重要となり、脳神経内科などで詳しく問診し、さらにMRIやCT検査によって状態を確認することが大切なのです。
認知症性疾患には、アルツハイマー病、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症などがあります。これらの疾患は、神経細胞の損傷や死によって引き起こされ、認知機能の低下をもたらします。
アルツハイマー病は、脳内のアミロイドベータタンパク質が異常蓄積し、神経細胞の死につながることが原因とされています。
レビー小体型認知症は、レビー小体と呼ばれる異常なタンパク質が神経細胞内に蓄積することによって引き起こされます。
脳血管性認知症は、脳の血管障害により脳細胞に酸素や栄養が届かず、神経細胞が死んでいくことが原因です。
前頭側頭葉変性症は、特定のタンパク質が神経細胞内に蓄積し、神経細胞が死滅することで起こります。
これらの認知症性疾患の症状は、記憶力の低下、判断力や注意力の低下、言語障害、行動の変化などがあります。
症状は疾患の進行に伴い徐々に悪化し、最終的には日常生活に支障をきたすまでになります。
診断には、症状の詳細な観察、神経心理学的テスト、画像検査(MRIやCTスキャン)、脳脊髄液検査などが行われます。特にアルツハイマー病の診断には、脳PETスキャンや脳磁気共鳴画像法(MRI)などの高度な画像診断技術が使われます。
治療には、薬物療法や非薬物療法があります。アルツハイマー病の治療には、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬やNMDA受容体拮抗薬などの薬物が使われます。また、レビー小体型認知症や脳血管性認知症の治療にも同様の薬物が使われることがあります。
非薬物療法では、認知行動療法や身体活動の増加、栄養療法などが有効です。
認知症性疾患の進行を遅らせるためには、早期の診断と治療が重要です。また、患者や家族のケアを含めた総合的な支援も重要です。
認知症性疾患に対する最新の研究や治療法の進歩を積極的に取り入れることで、患者の生活の質を向上させることができます。
パーキンソン病は、神経変性疾患の一種であり、主に運動障害を引き起こす疾患です。この病気は、脳内のドーパミンが減少することによって引き起こされます。
パーキンソン病の主な症状には、震え、筋肉の硬直、運動の遅延、姿勢の不安定さ、そして歩行困難などがあります。また、認知症、うつ病、睡眠障害などの非運動症状も見られることがあります。
パーキンソン病は一般的に中高年の人々によく見られますが、若年発症型もあります。原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因、神経細胞の変性が関与していると考えられています。
診断には、主に症状の観察と神経学的評価が行われます。また、脳の画像検査(MRIやCTスキャン)や脳脊髄液の検査も行われることがあります。治療には、薬物療法や手術療法、リハビリテーションがあります。
薬物療法には、ドーパミン補充療法やドーパミンアゴニスト、MAO-B阻害剤、COMT阻害剤などが使われます。
パーキンソン病にはいくつかの類縁疾患もあります。例えば、多系統萎縮症(MSA)、進行性核上性麻痺(PSP)、コルチコバサル変性症(CBD)、レビー小体型認知症(DLB)などがあります。これらの疾患は、神経変性や運動障害を伴うことが特徴ですが、それぞれ症状や進行の特徴が異なります。
これらの疾患の診断には、主に症状の詳細な観察と神経学的評価が行われます。また、脳の画像検査や脳脊髄液の検査も行われることがあります。
治療には、薬物療法やリハビリテーション、症状の管理が主なアプローチとなります。これらの疾患は進行性であり、予後は個々に異なりますが、早期の診断と適切な管理が重要です。
てんかんは、脳の異常な活動によって引き起こされる神経系の障害であり、その原因は様々です。脳の損傷、遺伝的要因、代謝異常、脳腫瘍などが考えられます。
多くの種類があり、発作の種類や症状によって分類されます。一般的な症状には、意識障害、筋肉の痙攣、意識消失などがあります。
診断は、主に発作のエピソードや過去の病歴などの問診を基に、 脳波検査やMRIなどの画像診断も行われること一般的です。
治療は、発作の頻度や症状の重症度に応じて様々なアプローチがあります。 抗てんかん薬の処方が一般的であり、発作を抑制し、再発を予防する効果があります。重症の場合には、手術や神経刺激療法が検討されることもあります。また、生活習慣の改善やストレス管理も重要です。てんかんは予測不能な疾患であり、適切な管理が重要です。医師と相談しながら、定期的なフォローアップを受けることが大切です。