当院で可能な検査

超音波検査は、体内の臓器や組織を見るために使われる安全な検査です。
特殊なジェルを塗布したプローブと呼ばれるセンサーを検査部位にあてて行い、プローブから音波を送信し、その反射を使って画像を作成します。検査時間は10〜30分程度です。

クリニックで行うレントゲン検査は、身体の内部組織や骨の状態を詳しく調べるために使われます。
患者様の特定の部位に機械からわずかな放射線を照射します。この放射線は体内の組織に透過し、フィルムやデジタルセンサーに影を投影します。医師はこれらの影を見て、異常や病変の有無を判断します。検査自体は短時間で、通常は数分で終わります。

上部内視鏡検査は、食道・胃・十二指腸の内部を観察するために行われます。
検査前に咽頭麻酔や鎮静剤を使用しつつ、口や鼻から細い内視鏡を挿入します。内視鏡には小さなカメラがついていて、モニターに映し出される消化管内部の映像を見ながら検査を進めます。この検査は通常、逆流性食道炎、胃潰瘍、胃がん・食道癌などの腫瘍性病変を特定することが可能です。検査自体は15～30分程度で終わります。

呼吸機能検査は、肺の機能や呼吸に関する問題を評価するために行われます。
患者様はマウスピースを口に咥え、指示通りに息を吸い込んだり吹き出したりしていただきます。それにより呼吸の容量、肺の容量、気道の抵抗などを測定します。喘息、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、間質性肺疾患など、呼吸器系の病気の診断の補助ために行われます。