診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 |
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09:00 - 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
15:00 - 18:00 | ● | ● | ● | - | ● | ○ | - |
○ 14:00〜16:00
- 診療科目
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内科・外科・脳神経内科・呼吸器内科・消化器外科・皮膚科
- 住所
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〒224−0013
神奈川県横浜市都筑区すみれが丘38−31 - 電話番号
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内科・外科・脳神経内科・呼吸器内科・消化器外科・皮膚科
〒224−0013
神奈川県横浜市都筑区すみれが丘38−31
当クリニックの呼吸器内科は、呼吸器疾患の診療に力を入れています。
気管支炎、肺炎、気胸などの急性疾患から、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺がんなどの慢性疾患まで、幅広い疾患に対応しています。
呼吸器症状の改善を目指し、患者様の健康と生活の質の向上をサポートします。 診療だけでなく、病気や治療法についての教育やアドバイスも行い、患者様と共に疾患と向き合うパートナーとしてお手伝いいたします。
以下のような症状でお悩みの方は、一度呼吸器内科をご受診ください
気管支喘息は、気管支の炎症と狭窄が特徴的な疾患で、アレルギーや環境因子による気道の過敏性が原因とされます。
症状は、息切れ、喘鳴、胸部の圧迫感などで、特に夜間や早朝に悪化することが多いです。
診断には、症状や肺機能検査、気道過敏性試験などが行われます。
治療には、気管支拡張薬やステロイド吸入薬が使われ、それでもコントロールが不良な患者様では抗IgE抗体・抗IL-5抗体、抗IL-4/13抗体、抗TSLP抗体などの生物学的製剤投与も行われることがあります。また、トリガーの回避や喫煙禁止などの生活習慣の改善も重要です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、喫煙が主な原因で、空気汚染や有害物質の吸入も関与します。主な症状は息切れ、咳、痰で、進行すると身体能力の低下や慢性呼吸不全を引き起こします。
診断には、問診の情報に加えて肺機能検査や胸部X線・胸部CTなどが用いられ、治療には、禁煙、気管支拡張剤吸入治療、酸素療法、リハビリテーションがあります。生活習慣の改善や適切な治療を行うことで、症状の進行を遅らせることが可能です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に気道が閉塞することが主な原因です。肥満、口腔内の構造異常、アレルギー、喫煙、アルコール摂取などがリスク要因とされます。
主な症状には、夜間のいびき、睡眠中の息止まり、日中の眠気や集中力低下などが挙げられます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。これには、高血圧、心臓病、脳卒中、不整脈、糖尿病、心筋梗塞、交通事故の危険性などが含まれ、これらの合併症は、SASによる低酸素症や睡眠の質の低下によって引き起こされる可能性があります。
特に、重症なSASの場合、日中の眠気や集中力の低下、イライラなどの症状が生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。そのため、SASの早期発見と適切な治療が重要であり、睡眠時無呼吸症候群のリスク因子に該当する人は定期的な健康診断を受けることが推奨されます。
診断には、ポリソムノグラフィー(睡眠時の呼吸や心臓の状態を記録する検査)が行われ、治療には、体重減少、アルコールや睡眠薬の摂取の制限、睡眠姿勢の工夫、口腔内装置の使用、CPAP(持続的陽圧呼吸療法)などが行われます。CPAPは、睡眠中に鼻や口から陽圧で空気を送り込むことで気道を開かせる治療法で、効果的な治療法として広く使われています。
非結核性抗酸菌症(NTM)は、環境中に広く存在する抗酸菌によって引き起こされる感染症です。2007年と2014年の本邦の統計では患者数は2.6倍に増加し、日常臨床でも相談される患者様が増えてきております。
主な症状には慢性的な咳や喀痰、呼吸困難、発熱、体重減少などがあり、診断には喀痰や痰吸引物の培養、胸部X線やCTスキャンなどの画像検査、肺機能検査などが行われます。
一定の基準により治療が必要な患者様には、多剤併用の抗生剤療法が主に行われますが、感受性検査に基づいて選択される必要があります。複合療法や長期間の治療が必要な場合もあり、治療期間は数か月から数年に及ぶこともあります。
生活習慣の改善や免疫力の向上も重要で、早期発見と治療の重要性を認識し、医師の指示に従って適切な治療を受けることが大切です。
肺がんの主な原因は喫煙ですが、喫煙歴がない方でも発症することがあります。
リスク要因には喫煙、家族歴、放射線暴露、化学物質の曝露などが挙げられます。肺がんの早期発見のためには、定期的な健康診断や喫煙歴の確認が重要であり、当クリニックでも レントゲン検査を用いた肺がん検診をはじめとし、疑わしい患者様には近くの検査施設でCT検査を行い、その画像所見の説明と今後について個別のご相談いたします。
肺がんの治療法には、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法などがありますが、 治療法は患者様の状態や病期によって異なります。必要な患者様には近隣のがん拠点病院のご紹介をいたします。それだけではなく、がんに伴う痛みやその他の症状についても、緩和ケア医による相談が可能です。身体的症状や精神的症状など全人的なケアを通してサポートいたします。
間質性肺炎は、肺の間質組織(肺胞と気道をつなぐ組織)が炎症を起こす疾患で、原因や種類によって症状や治療法が異なります。
原因は感染症、特定の薬物、自己免疫疾患、環境因子など多岐にわたります。 喫煙や遺伝的要因もリスクとして考えられます。
間質性肺炎は、ゆっくりと進行することが知られており、 症状には息切れ(初期は労作時)、乾いた咳、胸部の不快感などが挙げられますが、軽度の場合は無症状のこともあります。
診断には、症状や身体検査、肺機能検査、X線、CTスキャン、肺生検などの検査が用いられます。特にCTスキャンは、間質性肺炎の診断において非常に重要な役割を果たします。
治療法は、炎症を抑えることや肺機能を改善することを目的としています。ステロイドなどの抗炎症薬や免疫抑制剤が使用されることがあります。慢性の場合は、酸素療法や肺移植などの選択肢も検討されます。間質性肺炎は進行性の疾患であるため、早期の診断と適切な治療が重要です。